練習の基礎 2 「リズムの基本的な種類 音符1」

大樹です。
今回は基礎の内容についてのブログです。
今日は、記事を書き終えたのが、夜遅くになりました。
お待たせいたしました!

前回の基礎練習の内容は、1回目「右手と左手」
今回、2回目は「リズムの基本的な種類 音符1」についてです。

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今回は、楽譜を読む上で必要な、音符。
基本的なものからのスタートです。

まずはこちら


最初に書いてあるのが、皆様ご存知のト音記号。
五線譜上に書かれています。
詳しい話は、また別の記事で説明します。

4分の4と書かれている部分は、拍子の記号です。

分母と分子がございますが、
分母(下)が何音符なのか。分子(上)が何個あるのか。
ということになっています。

ドレミファと書いている部分。
ファの後に縦に線が書いてあります。
こちらを小節線と言います。

ここを「小節」という単位で数えて1小節。
ソラシドで1小節。
合わせて、2小節分の楽譜です。

分母から分子を読んで、
四分音符(分母)が4つ(分子)で1小節。

だから、1小節の中に四分音符が4つ。
ドレミファ、ソラシド。
と、小節で分けると、このようになります。

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それでは、今回は「基本的なリズム 音符1」なので、
全音符からスタートしましょう。

楽譜は同じく、4分の4拍子の楽譜。
4分音符が4つで、1小節となる楽譜で説明します。

4分の4拍子の楽譜が、
割と一般的な楽譜として取り上げられるので、
この方法で説明します。

全音符はこちらです。

ご覧の通り、1小節に一つの音符が書いてあります。
中が白い、ドーナツ型の音符。
こちらが「全音符」
1つで、4拍分の長さの音符です。

4分の4拍子の曲の1小節内、
「全て」を使って一つの「音符」が書かれているので、
全音符。

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次は、2分音符。
こちらは、ドーナツ型の「全音符」の長さ(4拍分)を2等分しました。
つまり2拍分の長さです。


2分音符は、
中が白いドーナツ型に、縦に線を足した形をしています。

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さて、4拍分(全音符)、2拍分(2分音符)、1拍分(4分音符)。
ここまでで、3拍分の長さの音符の紹介ができていませんね。

3拍分音符はこちら。
「付点2分音符」(フテン・ニブオンプ)です。

なんだか急に、複雑な名前になりました。


最初に書いてある、2分音符に点が書いてある音符。
これが「フテン・ニブオンプ」
つまり、この点が
「フテン」(付点)です。

付点の効果としては、
付いている音符の長さの、半分の長さをたす。
という効果があります。

2分音符(2拍)の半分の長さは4分音符(1拍)
わかりやすく説明すると、楽譜上にある2小節目のような感じです。
3拍分のばします。

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4分音符は、最初に説明したので、省略します。
続いて、8分音符です。



1つずつ分けて書くと、このようになります。
4分音符に、旗がついた形。
これが8分音符です。
旗の数は1つです。ここを確認することが大切です。

8分音符から、様々な書き方ができます。
1拍ずつの単位でまとめた形がこちら。
とても、見やすく感じると思います。



旗の形が、1拍ごとに繋がって、拍ごとのまとまりで捉えることができます。
見やすいですね。
今度は、全音符分、8分音符をまとめてみます。


この書き方だと、
見た目も1つにまとまるので、
フレーズを長く取れるような気がします。
書き方でも、リズムの印象が変わりますね。

さて、次はもっと細かくしていきましょう!

全音符を2分割、「2分音符」、
4分割「4分音符」
8分割「8分音符」

次は、16分割。

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細かくなりました。16分音符。
数えてみると、1小節の中に16コ、音符があります。

...ありますか?
4かける4で、16コ。
ありますね。

ちなみに、16分音符一つだけだと、8分音符の旗が2つに増えた形です。
それが1拍分ずつの形でまとまっています。
よくみると、横に繋げた線も、2本線になっています。

<8分音符>
(横線・旗1つ)

<16分音符>
(横線・旗2つ)

旗や横線が多くなると、どうなりますか?
より細かくなります。
16分音符の倍、32分音符です。

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ん〜...細かいですね。

ここで、確認することは、
「旗の数」「音符を繋いでいる横線」
が、何本あるか、です。

...3本ありますね。

これが32分音符。
1拍に8個の音符。8かける4で、32個。

それではもっと細かく!!
32かける2

64分音符!
ここまでくると、なかなか見かけません。

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さあ、横線は4本あるはずです。
ここまでくると、確認しにくいので、
1拍分に入る、64分音符たちです。
数えてみてください。
きっと5つ目あたりから、どこを数えているのか分からなくなってきます。

もしも、全部64分音符だったら.....


あぁ...。
楽譜から、はみ出してます。
そんなに細かくしたら、
楽譜が、真っ黒になりますよ。
そういえば、1拍分って...どこまでですか?

...ということになるので、なかなか使われないです。

曲のテンポ(はやさ)がゆっくりであれば、
たまにたくさん出てくる曲もありますが、

きっと、出会う機会は少ないでしょう。

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話が脱線しましたが、
今回は、「リズムの基本的な種類1」です!
今日の覚えるポイント、まとめていきます!

<今回の覚える部分>
「全音符」「2分音符」「4分音符」「8分音符」「16分音符」

<余裕があったら、付点シリーズ>
「付点2分音符」3拍分
「付点4分音符」1たす0.5拍で、1.5拍分
他。

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曲によっては、「128分音符」「256分音符」などが出てくる曲もあります。
なかなか出会う機会がないですが、
もし見かけた場合は、
旗の数を確認して、読んでみてください。

今回は、リズムの基本的な種類として、音符の種類を説明しました。
次回は3連符や、リズムの組み合わせの内容になります。

この内容は、YouTubeでも解説動画にできたらと思います。
内容的に、「ヒロキのキホン」とは違いますね。

楽譜の読み方や、雑学なので、
「楽譜のトリセツ」としましょう。

動画ができましたら、ご紹介しますね!

では!

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