2017/12/09 障がい児・者交流事業 「みんなで"わいわい”クリスマス交流会」〜おとでコミュニケーション〜


大樹です

2017/12/09
社会福祉法人 美里町社会福祉協議会さまの施設にて
障がい児・者交流事業
「みんなで"わいわい”クリスマス交流会」
〜おとでコミュニケーション〜

というイベントに
講師として参加させていただきました



オリジナルのシェーカーを作って
その自作のシェーカーで
参加者全員で音あそびをするという内容でした

<星型ビーズやBB弾>

<マスキングテープや 可愛いシールたち>


障がい児・者対象ということで
企画されたイベントでしたが
障がいというのは
人として他の人とは違う「感覚」や「センス」
が あること
つまり
「個性」があるということなのではないかと
感じさせられた イベントでした

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ペットボトルやガチャガチャのケースに
ビーズやBB弾を入れて
シェーカー作りをしたのですが
ある男の子は
ペットボトルに貼る立体のシールを
シェーカーに入れていました

先生として
その発想は考えつきませんでした
シール自体の音がなるかもしれないのに
その可能性を 見ていませんでした
どちらが学ばせて頂いているのか
わかりませんね

彼の作ったシェーカーは
シールとビーズ 色とりどりのBB弾
全てが詰まった
夢のようなシェーカーが完成しました

彼はたくさん詰まったシェーカーに
僕の作った見本のシェーカーから
BB弾を分けてほしいとまで 伝えてくれました

そんなに純粋に 何かを真剣に作ろうとしている彼の姿は
シェーカーの中身に負けないくらい
キラキラと輝き 自分の気持ちに素直に生きているように見えました

彼はケーキが好きなのに ロールケーキが出てきても最後まで食べることなく
夢中で作り続けていました
<ケーキはお持ち帰りされました>

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僕は
これからもそのまま
自分の感覚に素直に
周りに流され
無理に合わせることなく
自由に生きてほしいと感じました

これは「障がい」
ではなく
その人の素敵な「個性」
なのだと思います

その「個性」のことを
もしかしたら
他の人と何かが違うというだけで
「他の人よりも劣っている」
という考えをする人も いるかもしれません

でも
今の自分が 前の自分よりも
「より良くなる」
ということが何より大切だと思います

早くできる
なんでも普通にできる
ということだけが
本当に人間として優れている
ということなのでしょうか?

その人が
自分の気持ちに 素直に表現し
その「個性」を
お互いに認め合うことが
本当の姿なのではないか
と感じました

またこのような素敵な出会いを
いただけることを願って
これからも精進してまいりたいと思います


今回は
素敵な感覚を持つ
少年に出会いました


最後に集合写真を ぱしゃり

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マリンバ奏者 門間大樹の今後の演奏活動は
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